催眠音声フリーク的に見るパチンコ依存症
予め言っておくと、初めての記事だが、もはやただの戯れ言になる。
しかしこの戯れ言は俺の人生に射し込んだ光と言ってもいい。突然だが俺はパチンコ依存症だ。ことの発端はもう10年ほど前になる。バイト先の友人に誘われ、嫌だ嫌だと断り続けるも根負けし、足を踏み入れた。機種はエヴァ、使徒再びである。
…まぁそういう思出話は置いておくか。問題の戯れ言に入ろう。
まずタイトルにもある通り、俺は催眠音声を愛している。突然何を言い出すんだと思うかもしれないが、これは大事な前提だ。聞き慣れないという人のために軽く説明すると、音声によって聴き手に催眠術をかけ、性的な気持ちよさを体験させる物だ。
待ってくれ、気持ち悪いと思ってもいいが、もう少し付き合ってほしい。
俺は最近思ったんだ。
パチンコって強烈な催眠術なのではないかと。
待ってくれ、アホがいると思うかもしれないが、聞いてほしい。
凝視法という手法があってだ、ある一点を集中して眺めるとぼんやりしてくるといった、よく5円玉を紐で吊るしてブラブラさせるやつだ。パチンコでもこれは使える。当たるか当たらないか、熱い演出が来ないかと凝視するだろう。そして液晶では図柄が延々と変動しては止まるを繰り返す。
そしてあるとき熱い演出が発生するとどうなる?
バカでかい音がなるよな。
それは驚愕法と呼ばれる催眠術の手法だ。何かに集中しているところに驚くようなことが発生すると、人の思考はストップする。そこに畳み掛けるように赤字や金文字が乱舞する。そうするとな、刻み込まれるんだ。
バカでかい音がする→赤字や金文字が現れる→大当たりする
という快楽へのプロセスが。
もうね、催眠音声とパチンコの流れが同じなのよ。
【催眠音声】
凝視法や弛緩法を用いた誘導→驚愕法などによる催眠の深化→気持ちよくなるプロセスを刻み込む→時には絶頂手前で寸止めして欲求を高める→プロセスを何度も繰り返して快楽を貪る。
【パチンコ】
盤面を見つめる(凝視法)→熱い演出の発生(驚愕法)→熱い演出が連続(当たりまでのプロセス)→時には外れて焦らす(もっと当たりを求めるように)→大当たりで連チャンして脳に快楽を叩き込む
ほらな?似てるだろ?
バカなこと言ってやがると思うのも自由だ。ここは止めはしない。
催眠音声というのは必ず「解除音声」が付属している。刻んだ暗示を取り消すための音声だ。恐らく雰囲気作りの一面もあるのだろうが、必ずそれを聴かないと被暗示性の高い人なんかは実際に危険かもしれないな。
一方パチンコにはこれがない。
日常生活でもあるんじゃないだろうか?金文字や虹色を見ると何かが反応する感覚が。刻まれた大当たりまでのプロセスは、日常でふと目に入った物で呼び起こされるわけだな。
そもそも読者が現れるかわからないが、これを書いたのは「パチンコをやめた方がいいぞ」と言いたいからではない。単純に自身の雑記として書き留めて、少しでも俺が脱却に向かえればと思ってのことだ。
今後もなにかを徒然なるままに書いていきたい。