俺的パチンコ依存症対策本部

俺による俺のためのパチンコ依存症対策

パチンコ依存症患者よりその辺の中学生の方が金持ってるぞ

職業柄、高校生や中学生を相手に接客をする機会がある。彼らにはぜひパチンコ等に出会うことなく未来を歩いてほしいもんだ。

さて、接客サービスをするということは彼らからも等しく金銭を受け取らなければならない。

キッズはなんの躊躇いもなく出してくるわけよ、5000円を。パチンコに負けた俺は思うわけ、そういや俺、5000円も持ってないなって。激しく惨めなおっさんだよ、定職に就いて真面目に働いてるのにその辺の学生、もしかしたら童貞かもしれないキッズより貧乏なの。

でも思い返すと俺にもそういう時代があったんだよな。友達と飲みに行って、楽しかったーつって飲み代の5000円をバシッとテーブルに出してたころ。学校帰りにコンビニに寄って、各々好きな食い物買ってさ、バイト代から金払ってわいわいやってたころがさ。

無趣味で童貞で3年間Devil May Cryを遊んでたあのころの方が、裕福だった気がするよ。

といって虚しくなってももう仕方ない。俺はパチンコ依存症だ。でも今日もパチンコは打たなかった。よくがんばってくれたな、今日の俺。休みがなくてキツいけど、明日からもがんばろうぜ。なにがパチンコだよ、公共の場にチンコなんて文字踊らせやがって。

まずはその辺のキッズより金持ちになろう。目標は達成可能な方がいいんだからな。

驚くべきことにパチ屋を回避できた話

いやふつうについさっき、なんならもう今の話だ。パチンコに負けて金の無い俺だが、今日は少しお金を持っている。

10000円、パチンコならすぐに消えてなくなる金額だな。正直パチ屋に寄ろうとしていた。

そして分かれ道に来たんだ。いや物理的な、左に行けばパチ屋、右なら帰路って分かれ道。いつもなら悩むまでもなく左だったよ。でも今日は右に行けた。

なにが違ったのかわからないけど、驚いた。なんだよ、俺、パチンコやらずに帰れるじゃん。

普通の人からしたら当たり前だよな。でも依存症は、打たなきゃいけない。金があったら突っ込んで、いつか負けた分を全部取り戻して、また新たな軍資金を用意しなきゃいけない。

そんな地点から今日は抜け出せた。本当に驚いたし、なにより爽快だ。当たり前だよな、まわりには普通の人間に見えるようにふるまって、普通に仕事して、疲れたーって気分で帰ってるのにパチ屋に行ったら余計疲れるもんな。

依存症に苦しむ人は多いと思うけど、この「パチンコ屋に行かなかった」という当たり前の行動に目を向けてほしい。

すごいぞ、途端にアホらしくなる。なにが右打ちだよって。脳内麻薬?パチ屋を回避しただけで出たわってな。

俺はパチンコをやめたい。店に行かないだけでいいんだなって今日は思ったね。

催眠音声フリーク的に見るパチンコ依存症

予め言っておくと、初めての記事だが、もはやただの戯れ言になる。

しかしこの戯れ言は俺の人生に射し込んだ光と言ってもいい。突然だが俺はパチンコ依存症だ。ことの発端はもう10年ほど前になる。バイト先の友人に誘われ、嫌だ嫌だと断り続けるも根負けし、足を踏み入れた。機種はエヴァ使徒再びである。

…まぁそういう思出話は置いておくか。問題の戯れ言に入ろう。

まずタイトルにもある通り、俺は催眠音声を愛している。突然何を言い出すんだと思うかもしれないが、これは大事な前提だ。聞き慣れないという人のために軽く説明すると、音声によって聴き手に催眠術をかけ、性的な気持ちよさを体験させる物だ。

待ってくれ、気持ち悪いと思ってもいいが、もう少し付き合ってほしい。


俺は最近思ったんだ。

パチンコって強烈な催眠術なのではないかと。

待ってくれ、アホがいると思うかもしれないが、聞いてほしい。


凝視法という手法があってだ、ある一点を集中して眺めるとぼんやりしてくるといった、よく5円玉を紐で吊るしてブラブラさせるやつだ。パチンコでもこれは使える。当たるか当たらないか、熱い演出が来ないかと凝視するだろう。そして液晶では図柄が延々と変動しては止まるを繰り返す。

そしてあるとき熱い演出が発生するとどうなる?
バカでかい音がなるよな。

それは驚愕法と呼ばれる催眠術の手法だ。何かに集中しているところに驚くようなことが発生すると、人の思考はストップする。そこに畳み掛けるように赤字や金文字が乱舞する。そうするとな、刻み込まれるんだ。

バカでかい音がする→赤字や金文字が現れる→大当たりする

という快楽へのプロセスが。

もうね、催眠音声とパチンコの流れが同じなのよ。

【催眠音声】
凝視法や弛緩法を用いた誘導→驚愕法などによる催眠の深化→気持ちよくなるプロセスを刻み込む→時には絶頂手前で寸止めして欲求を高める→プロセスを何度も繰り返して快楽を貪る。

【パチンコ】
盤面を見つめる(凝視法)→熱い演出の発生(驚愕法)→熱い演出が連続(当たりまでのプロセス)→時には外れて焦らす(もっと当たりを求めるように)→大当たりで連チャンして脳に快楽を叩き込む

ほらな?似てるだろ?
バカなこと言ってやがると思うのも自由だ。ここは止めはしない。


催眠音声というのは必ず「解除音声」が付属している。刻んだ暗示を取り消すための音声だ。恐らく雰囲気作りの一面もあるのだろうが、必ずそれを聴かないと被暗示性の高い人なんかは実際に危険かもしれないな。

一方パチンコにはこれがない。
日常生活でもあるんじゃないだろうか?金文字や虹色を見ると何かが反応する感覚が。刻まれた大当たりまでのプロセスは、日常でふと目に入った物で呼び起こされるわけだな。

そもそも読者が現れるかわからないが、これを書いたのは「パチンコをやめた方がいいぞ」と言いたいからではない。単純に自身の雑記として書き留めて、少しでも俺が脱却に向かえればと思ってのことだ。

今後もなにかを徒然なるままに書いていきたい。